技術者の転職で年収アップを見込めるか?

エンジニア(技術者)の転職で年収アップは見込めるのでしょうか?

この答えは一概には申し上げられません。あくまでケースバイケースになります。

エンジニアの転職で年収アップを獲得できるケースもあれば、そうでないケースもあります。ですが、あまりがっかりしないでください。あなたが現在の技術・仕事に対し報酬が不当に低く抑えられていると感じているのであれば、一度転職エージェントに相談し、自分の年収の適正相場というものを算出してもらうと良いと思います。

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企業の置かれている状況や、その会社の規模、年齢構成、役職構成、人材数等によって年収は一概に決められません。現在の会社でも、もう少し年収を上げてあげたいが、企業の環境によってそれがかなわない場合もあります。

少し注意点があるとすると、エンジニアはその人の”技術”だけでは総合的な年収に反映する評価が出来ないという点です。例えばプログラミングに関し極めて有能な技術を持っていても、そのプログラムを使用するためには、ハードウェアエンジニアや、ユーザーインターフェースを作るアプリケーションエンジニアとのコミュニケーションが必要になります。これらの複数のエンジニアの中でプロジェクトを円滑に進められる人材と認められて初めて総合的にエンジニアとしての評価が決まり、年収が決まるのです。

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転職で年収アップを期待する場合、初めから高額の年収アップを要望するのではなく、現在の年収をベースに数%~10%程度の年収アップの要望を伝えてみるのが良いと考えます。それ以上の年収アップは、少なくとも転職後1年間の自分の技術やスキル、活躍度合いを評価してもらって、交渉をするのが良いと考えます。

少し裏話になりますが、転職者を採用する企業側の立場としては、エージェントから転職者を紹介してもらった場合、成功報酬として転職エージェントにその人の年収の一定割合を支払う契約になっていることが多くあります。あまり採用時の年収を上げてしまうとエージェントに対する支払いも多くなってしまいますので、初年度の年収はなるべく抑えたいという気持ちも”少しだけ”あるのです。

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