「技術職の転職は難しいですか?」
最近こんな質問を聞く事がしばしばあります。
この「技術者の転職は難しいですか?」と言うご質問に答える前にこちらから1つだけ逆に質問をさせて頂いて良いでしょうか?
「もし難しいなら別の職を探すのか?」
ちょっと、ご自分で考えて頂けますか??
3秒ぐらい、本気で考えて結論を心の中で言ってみて下さい。
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世の中には様々な情報が転がっていますが、「技術者の転職」に関して語るのに、明らかに技術屋が書いたと思えない情報も多々蔓延しています。
技術者で転職を目指す方へ、ありきたりな情報に流されないように、是非ともこのサイトの情報を読んで頂きたいと思います。
少なくとも本サイトは「技術者」の味方であり、「技術者を目指す方を」応援をしたいと思っています。
本サイト管理者は、自分も技術者として転職の経験があり、転職後は多数の技術者の採用も行っており、転職者の気持ちも、採用側の気持ちも十分に理解しているつもりです。
そんな私から、心を込めて”技術系で転職を目指す方へ”メッセージを贈りたいと思います。
上記の質問に
「技術職への転職はあきらめる」
とお答えの方は、その選択は「正解」です。
技術職への転職はされない方が良いと思います。
決して技術職だけが人生の全てではありせんので、あなたにはもっと素敵な別の道で、自分がワクワクするような仕事の選択肢があるのだと思います。
どんな仕事でも、大変なことは多いと思いますが、経験のないところから新たな職種へ転職する場合には、特に技術職では学ぶことも多く、分からない事も次から次へと出てきますので、あまりにも軽い気持ちでは長続きせず、せっかくの技術職への転職が失敗となってしまうからです。
一方で、
「難しくても技術職へ転職する」
と答えた方には、こちらもあなたの選択は「正解」です。
あなたは技術職へ転職しても大丈夫でしょう。
新型コロナウィルスの影響で世界経済が大きく影響を受け、景気が悪化したのは紛れもない事実で、業界によっては未だに大変な影響を受け企業の立て直しに必死になっている企業もたくさんあります。
但し、マスコミではあまり報道していませんが、一部の製造メーカーでは既に絶好調となっている技術系企業も沢山あるのです。 最近はやりのDX(デジタルトランスフォーメーション)もそうですが、今後さらにIT化が進む世界の中で長期的な視点で見ると技術職の売り手市場は続くと考えられますし、エンジニアになる為にはいろいろな手段や選択肢があります。
タレントの宮迫博之さんと田村亮さんが、闇営業の件で記者会見をしたことがありました。
ネットやTVで会見を見た方はわかると思いますが、多くの方が、「本気で会見に臨んでいる」という感じを受けたのではないでしょうか?
仮にもその前までは闇営業で世間からバッシングを受ける側であったお二人ですが、会見の後世間は一斉に彼らを応援する側に回ったのでは無いでしょうか?
自分の本心を伝えるというのはそういうものです。仮にあなたが採用の面接官だったとしましょう。先の宮迫さんの様な方が面接に来られて、
「私はどんな事があっても技術者になりたいんです!!」
って、あの迫力で言われたらどうします????
それが嘘かホントか?なんて簡単にわかりますよね?
かつ、それが本気だと感じたらどうします?採用しますか?
過去の失敗や、経験不足なんかよりも、
「こいつだったらなんとかなるだろう」
と思いませんか。 面接官だって全く同じです。
(芸能界復帰の会見では、宮迫さんと田村亮さんではかなり意見が分かれる結果となりましたが。。。)
ちょっと話がそれてしまいましたが、
「技術職の転職は難しいですか?」
と言う質問は、そもそも質問になっていないのがお分かり頂けましたでしょうか?
そうです、問題は「難しいか?」「難しくないか?」ではなく結局「やるか?」「やらないか?」の自分の覚悟の問題だけなのです。
どんなことがあってもこの機会に技術職(エンジニア)になってやる!または、現在技術者の方で、新たな道で頑張ってみよう!と覚悟を決めた方だけが、新たに技術職として長く続けられる仕事を見つけられるのです!
技術者になると決めた方へ、もう少し背中を押して差し上げるお話をしましょう。
「このままIT化が進んでいくと、将来の仕事が無くなる」というたぐいの話を耳にしたことはありませんか?
確かにその通りで、単純作業はご飯も食べず休憩もしないロボットに取って代わられるのは時間の問題でしょう。
ただし、逆の見方をすると、ITにかかわる人材は2030年には50万人~70万人も不足すると言われているのです。
そんなことは採用企業側は十分承知をしているので、ITにかかわる特に若い人材は、将来性があれば他業種からでも未経験でも採用しようと積極的になるのです。
(人材がいなければ会社はつぶれてしまいますので。。。)
新型コロナウィルスの影響で特に宿泊業や飲食業を筆頭に様々な業種において生き残るのに必死に頑張っている企業もたくさんあります。
そんな中で、製造業、IT関連企業も例外ではありませんが、アフターコロナの社会を生き抜く為に、ますますエンジニアの需要は高まってくるのは必然でしょう。短期的に厳しい企業もありますが、長期的な視点では企業もこんな時だからこそ、優秀なエンジニアを採用したいとも考えているのです。
もしもあなたが今、技術職に転職しようと本気で考えて決断をしたならば、新たにアフターコロナの社会を技術者として生きる分岐点として今が最も適切なタイミングなのでしょう。
少し精神論的なお話になってしまいましたので、話を論理思考に戻しましょう。
未経験から技術者へ、又、現在技術者の方も、転職する際には、
”転職エージェントのキャリアアドバイザーのサポート”
が非常に重要になってきます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーを味方につけて、転職活動を進めましょう。
一口に未経験からと言っても、これまでの職務経験や年齢等、状況は人それぞれですので、結論を一括りにすることはできません。
ので、近道としては手厚いサポートが期待できるエージェントに登録して自分の現状を説明した上で、親身に相談に乗ってくれる担当者と共に求人案件を確認する事が転職成功のポイントになります。
ものづくり系であれば、大手の総合型ではdodaエージェントサービス、特化型ではメイテックネクスト等のエージェントが沢山の求人案件を抱えている為、有利です。
未経験でも技術者への転職へサポートが期待できるエージェントとして以下におすすめのエージェントをご紹介します。
(技術職未経験からスキルを身に付けて転職を目指す方はこちら)
とにかく一歩を踏み出して歩き始めないと、道が見えてくることはありません。
■doda
技術的に定評のあるエージェントサービスで、未経験からの転職でも親切に対応をしてくれる経験豊かな担当者が揃っていますので、技術職への転職を目指す方へはおすすめのエージェントです。
幅広い年齢層の転職に対応していますが、特に20代、30代、40代に非常に強みがあります。
サイト上に掲載されていない非公開求人案件も多数抱えていますので、まずは登録を行い、求人案件の情報を入手しコンサルタントに相談をしてみましょう。
最近はオンラインでの面談も行っているようですので、遠方の方でも、事務所まで行かずにコンサルタントと話が出来ます。
メイテックネクスト
現在もメイテックネクストの親会社である「株式会社メイテック」は技術系専門の大手派遣会社であり、TVコマーシャル等派手な広告は流していませんが、企業採用者にとっては知らない人がいない程、技術者には有名な優良企業です。
90年代の前半から日本における技術者派遣事業が大きく拡大した時に大きく成長した企業です。
その「株式会社メイテック」が技術系に特化した人材紹介を行う子会社として2006年7月に設立したのが「株式会社メイテックネクスト」です。
技術者派遣事業は、自社で採用した技術者を派遣社員として大手企業を中心に技術者が不足している会社へ技術者を派遣する事業ですが、この事業を行っていると、様々な企業に精通することが出来、エンジニアの活躍出来る職場を把握しやすい立ち位置にあるのは間違いないでしょう。
一部上場の大手製造業は、ほとんどの会社が技術者派遣社員の採用経験がありますので、メイテックさんは数多くの大企業とのコネクションがあり、実際に紹介される企業も大手製造業が少なくありません。
ハードウェアエンジニア(機械設計者、電気回路設計者)、組み込み系、ユーザーI/F系のソフトウェアエンジニア等、幅広い製造系の職種に対し、人材紹介を行っている企業です。
ハード系のエンジニアには登録をおすすめする1社です。
■リクルートエージェント
ご存知リクルートエージェントは転職業界では最大手のエージェントです。
あらゆるサービスが整っており、ネット業界で言うところの、amazonの様な存在です。
ネットで買い物をしようとする時、とりあえずamazonのサイトを見てみれば売ってそうだな?と思いませんか?
amazonはネット通販業界の最大手なのですが、人材紹介業界の最大手に当たるのが、リクルートエージェントです。
いわば人材紹介業界のamazonです。
転職をしようと考えた時、とりあえずリクルートエージェントに登録しておこうか?
という考え方は間違いではありません。
もしまだ未登録であれば、リクルートエージェントは技術系の転職を目指す方には必須のエージェントですので、迷っている様であれば、直ぐに下記より登録をしておきましょう。
技術系に強いリクルートエージェント!!
PR.未経験からマイナビメーカーAGNET経由でメーカー設計者へ。。
一言で技術系と言っても技術系には様々な職種があります。
・研究開発職
・機械系設計者
・電気系設計者
・ソフトウェア設計者
・生産技術職
・品質保証職
・設計評価技術者
・フィールドサポートエンジニア
・・等
さらに上記に挙げた職種においても細分化することが出来、非常に多岐にわたる職種があります。
まずは、自分がどの様な職種で仕事をしたいのか?をイメージすることが大切でしょう。
実際の面接で「どの様な職種を希望ですか?」と質問されて答えられない様では少々困りますので、もし、これまで技術系に携わったことが無く、初めて技術系に転職を考えていて、職種のイメージがわからない様であれば、エージェントの担当者に相談してみるのが良いでしょう。
上記を参考に、初めて技術職に転職を希望される方は職種をイメージしてみてください。
さらにここからは、覚悟を決めて「技術職に転職する!」と決めた方へのアドバイスです。
「エンジニアになる!」と決めては見たものの、特に現在技術系ではない職種の方の技術者への転職は心配が多いと思います。そこで、まず行って頂きたいのは、一度自分の職歴の棚卸です。
これは、現在技術者の方も同じです。
つまり、自分はなぜ現在の職種に就いたのだろうか?そして、なぜこれから技術系の職種に転職し、エンジニアとして仕事をしようと考えているのか?単なる憧れだけでなく、きちんと他人を説得するだけの理由が見つかれば、転職に挑んでも大丈夫でしょう。
PR.未経験からマイナビメーカーAGNET経由でメーカー設計者へ。。
■技術未経験からスキルを身に付けて転職を目指す方へ
ここからは、未経験で技術系に転職を目指す方へのアドバイスをして行きましょう。これもよく聞く質問なのですが
「技術系で転職するために資格はとっておいた方が良いでしょうか?」
といった類の質問を受けます。転職の準備をするために大事な時間を使って資格試験準備をされている方もいるかも知れませんので、”技術者採用の面接官”として、転職をされる方へアドバイスをしましょう!!
求職者「私はITパスポートの資格試験の勉強をして、1回で合格しました」
面接官「・・・」「それで・・・」
おわかりいただけますか?
私は決して「ITパスポート」という資格を否定しているのではありませんが、転職の為にその資格が有益か?というとはっきり申し上げますが、「NO」です。
例えば弁護士事務所に就職をするには、司法試験の資格があったほうが有効ですし、会計事務所なら簿記の資格等は取得しておいた方が有効なことは間違いないでしょう。しかし、こと技術者に限ってはその資格が業務に直結する場合には、履歴書でその内容を確認しますが、資格の有効性は過度に期待しないほうが良いでしょう。
現場で第一線で活躍している優秀な技術者も「資格を持っていますか?」なんていう話は皆無です。特に開発系のプログラマーや設計者等は、ほぼ実力勝負です。
なので、もし転職を考えている方で「資格試験を取っておこうか?」といった考えをお持ちの方がいらっしゃるようでしたら、実務に直結した(例えばプログラミングの本とか)勉強をされる方が良いかと思います。
例えばプログラマーになりたいという方であれば、プログラムの基礎を学んでおくことの方が余程自分のためになるでしょう。
現在はこういったニーズを汲み取り、本業の業務をこなしながら、プライベートの時間を使ってプログラミングスクールに通いスキルを身につける方が増えています。設計者であれば、機械設計者や電気回路設計者よりは、ソフトウェア設計者の方が、相対的に短期間で技術を身に着けることが出来る事も一因でしょう。
逆の言い方をすると、あくまでも相対的な言い方になりますが(これは機械設計者や電気回路設計者への転職は難しいと言われる理由にもなりますが)、機械設計者や電気回路設計者といったハードウェア設計者は、失敗を重ねた経験が技術の糧になることが多く、一人前になるにはその経験を積む時間が必要となるため、比較的長い時間がかかる傾向にあります。”難しい”と言うよりは”時間がかかる”と表現した方が適切かと思います。
本気でプログラミングを学ぼうと考えるのであれば、お金を払って有料のプログラミングスクールに通った方が個人的には良いと思いますが(一般的に数十万円です)、そんなにお金を払えないという人の気持ちも良く分かります。
その様な方におすすめは同じ有料プログラミングスクールが運営している無料プログラムです。
プログラミング技術を学べて、かつ転職エージェントの役割もしてもらえますので、プログラミングを身に着けて、技術職で転職をしようと考えている方であれば、使わない手はないでしょう。
評判、実績ともにおすすめは、Geek job等他数社で同様のカリキュラムを運営されています。
現在は新型コロナウィルスの影響もあり、現在はプログラミング学習指導や就職支援もオンラインで受講可能ですので、多少なりとも興味があるようであればあまり重く考えず説明会だけでも参加してみるのも良いかと思います。
DMM Web CampProは”転職・就職保証付きの”プログラミングスクールであり、ソフトウェアプログラマーとして転職をしたい方には非常に魅力的なスクールです。
DMM WEBCAMP(ディーエムエム ウェブキャンプ)は、未経験や初心者の方でも3ヶ月という短期間で、高いエンジニアスキルを身に付けることができる転職・就職保証型プログラミングスクールです。受講完了後、3ヶ月以内に転職・就職できない場合は全額返金しているそうです。
さらには”無料で技術の指導が受けられる”0円スクール(ゼロスク)等も存在します。プログラミング系に限定されてはしまいますが、プログラマーとして転職を希望する場合にはこの様なスクールも調べて見て、自分に状況に合う様であれば、技術を身に着けて未経験から技術者に転職する際には有効な手段となりますので、技術を転職に結びつける事ができる可能性も増えるでしょう。
さぁ、方法が決まったら、あとは行動あるのみです!!
是非チャレンジしてください。
技術を身に就けて転職出来るスクールはこちら>>
但し、過信は禁物です。プログラミングスクールに通い転職の成功はつかみ取ったとしても実際は転職後の実力が勝負となりますので、転職後も勉強を怠らないようにしてください。プロのエンジニアは現場でしか育ちませんので。。。
又、20代後半から30代以降の方でも心配しないでください。求人を行う企業は、出来るだけ間口を広くしたいと考えているので、年齢だけですぐに不採用にはしないでしょう。但し、技術に関し、何らかの接点があるとアピールポイントになります。そういった意味で、前記のような”技術を身に着けて転職にチャレンジできるスクール”は非常にメリットが大きいです。是非、チェックしてみて下さい。
技術を身に就けて転職出来るスクールはこちら>>
技術職への転職に不安がある方は是非アプローチしてみて下さい>>
それから、現在技術系職種の方については、
「心配することはありません。チャレンジしましょう!」
ですが、1つだけ注意点を記載しておきます。
技術系・技術者・エンジニアとして転職を有利に進められる最も大きな強みは他でもありません。
あなたが経験してきた「技術」なのです。
技術者を採用する企業としては、あなたを採用することにより、あなたが経験した「技術」を取り込むことができるのです。技術者は一人前になるまでに時間がかかるのです。才能だけでは得られないものがあります。第二新卒、20代前半であればまだ自信を持って他人に言える程の「技術」はないかもしれませんが、(若年層であればそれでも大丈夫です)30代以降で技術者として転職をする場合には自分が”売り”にできる「技術」を1つでも良いから身に着けておくことが重要です。
20代にお勧めのエンジニア転職エージェント>>
30代にお勧めのエンジニア転職エージェント>>